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2008年10月アーカイブ

認証の移行期間の起算日

日本適合性認定協会(JAB)は9月25日、認証機関向けに「ISO(JIS Q)9001:2000発行に伴う認証及び認定の移行について」と題する文書を発行しています。この文書には認証の移行期間の起算日が明確に書かれているので、参考までにご紹介します(「認証」の項目のみ掲載)。


1. 認証

1.1 認証活動


認証機関は、IAF・ISO共同コミュニケに則り、認証活動を行ってください。
IAF・ISO共同コミュニケ:http://www.jab.or.jp/news/2008/08082902.html

1.2 認証文書

ISO(JIS Q)9001:2000(以下、現行規格という)に基づく認証文書は、新規格の発行後24か月の移行期間内は有効です(IAF・ISO共同コミュニケ参照)。ただし、新規格発行日から24か月後の同日にはこれらの認証文書はすべて失効することになります。したがって、移行期間内に確実に新規格に対する認証が授与されるよう、現行規格に対して認証されている顧客と協議し、計画されることをお勧めします。なお、移行期間の起算日は、各認証機関が発行する認証文書に記載されている規格の表示に基づき、ISO又はJISそれぞれの発行日とします。



最後の文章の意味がよくわからない方がおられるかもしれません。たいていの組織は、JIS Q 9001で審査を受けるのですが、中にはISO 9001で審査を受ける組織もあります。後者の組織に対して発行される認証文書の規格表示は、当然ISO 9001です。JIS Q 9001:2008の制定日は12月20日ですが、
ISO 9001:2008の発行日は11月15日ですので、起算日が異なるのです。

例えば、規格発行後24か月が経過すると現行規格による認証が失効しますが、その失効日は、ISO 9001:2000は2010年11月15日、JIS Q 9001:2000は2010年12月20日です。


詳細は、まもなく発行されるアイソス12月号に掲載されます。
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エクソシスト

exo-thumb-150x206.jpgホラー映画の古典「エクソシスト」(ウィリアム・フリードキン監督、1974年公開)。少女に取り憑いた悪魔に対して、2人の神父がエクソシスト(悪魔祓いの祈祷師)として闘いを挑む話です。

ある日、子供が突然暴れ出し、
親に罵声を浴びせながら暴力を振るう。
親にも世間にも、
なぜ子供が暴れるのか理由がわからない。
子供は部屋に引きこもり、親と世間を呪い続ける。

この映画で起きている事象が、現実の家庭でも起きていました。
上映当時、私は高校生で、5つ年上の兄が数年前から家に引きこもり、
両親を毎日殴るという日々が続いていました。
家庭内暴力というのは、なかなか表には出にくいのですが、
たぶん日本の何十万か何百万かの世帯で
(家庭内暴力の数はわかりませんが、引きこもりの数は
2005年度のNHK福祉ネットワークの調査では300万人以上)
同じような事象が起きていたと思います。
1977年には開成高校生殺人事件、
1979年には祖母殺し高校生自殺事件などが起きて、
マスコミもようやく家庭内暴力に目を向けるようになりましたが、
それ以前から、新聞の社会面の端っこのほうに、
家庭内暴力の犠牲者の方々の記事が毎日のように掲載されていました。

高校を卒業してからは家を出て、昼間は働き夜は大学に通いながら、
1人で生活をするようになりました。
その後、結婚し、子供が生まれると、
長男が中学生になった頃から家に引きこもるようになり、
次第に親に暴力を振るうようになりました。
会社から帰ってくると、
長男に殴られた妻が顔を腫らして出迎えるという日々が、
また始まりました。
長男は20歳を過ぎた頃からおとなしくなりましたが、
まだ家に引きこもっています。

ですから、今でも「エクソシスト」は私にとって、
時々見てはヒントを得る、大事な映画です。
例えば、こんな場面。
悪魔に取り憑かれた少女が意味不明な言葉をしゃべり始めた時、
神父はその言葉をテープレコーダーに録音します。
そして、そのテープを、悪魔対策本部のような組織に持ち込み、
専門家に聞いてもらいます。
すると、その専門家は「テープを逆回転してみろ」と指示。
逆回転で再生すると、「で・て・い・け~」といった人間語が流れてきます。

実際、家庭で暴れている子供の言葉は、
そのままの意味に解釈しても仕方がありません。
「女なんだから化粧くらいしろよ」と子供に怒鳴られたからといって、
母親が化粧しても子供の機嫌は少しもよくなりません。
「俺は病気なのに、どうして病院に連れて行ってくれないんだ」
と子供に言われたからといって、
親が病院に診察の予約を入れても、子供は家から出ようとしません。
つまり、子供は本当は別のことを言っているのです。

前述した開成高校生殺人事件をテーマにした
「絞殺」(新藤兼人監督、1979年公開)という映画も見ましたが、
これは事件をほとんどそのまま映像化したような内容で、
私の感想は、「そんな風景なら毎日見てるよ」でした。
一方、「エクソシスト」は、
現実の問題を、宗教的モチーフで抽象化して見せています。
「絞殺」のように、現実そのままではありません。
そのままだと、考えようがないのです。
いったん現実を抽象化して提示してくれると、
そのあとの現実との紐付けを自分でやりさえすれば、
何かヒントを得ることができます。

問題の本質は、
目に見えている、表に現れている事象の後ろ側に隠れている
─ 品質でも、哲学でも、心理学でも、仏教でも、
そういうことが昔から言われ続けています。
私もそう思います。
自分の兄や息子が「言葉にならぬ言葉」を発してきたからです。
彼らはいつも、「いや、そういう意味じゃない」と言っています。

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ISOの修羅場

「社長、私らは会社の仕事を優先してやったらいいんですか、
それともISOの仕事を優先してやったらいいんですか?」
お酒も入ったせいか、
先代社長の時代から働いている工場長が、
社内の懇親会の席上で社長にこう言いました。
認証取得準備で社員の仕事量が増え、
なんでISOのために、という声が社内に充満してきた時期でした。

もとより社長の頭の中には、
ISOの仕事と会社の仕事、
そういう区別はありません。
小さな町工場の生き残りをかけてISOを導入しようと考えていました。
「ISOの仕事を優先してもらって結構です」
社長はそう答えました。

すると、工場長は、その場にいたみんなに向ってこう言いました。
「おい、聞いたか? ISOの仕事を優先していいんだってよ」

社長はもうここで完全に切れていました。
「ええ、そうです。
その結果、会社のほうの仕事ができなくて残ってしまったときは、
その仕事はすべて私がやります。
でもね、私もその人はそれだけの能力しかない人だとみなしますよ」
若い社長と古参社員との、一発触発のにらみ合いになりました・・・


「もう、10年以上前の話です。私もその頃は若かった」
取材後、居酒屋でビールを飲みながら、社長はそう言いました。

ISOに長年携わったコンサルタントなら、
「そんな話なら、私もいくつか知っている」とおっしゃるでしょう。
そう、これは、よくあるISO認証取得時の修羅場の話です。
珍しい話ではありません。
ですが、個々の組織にとっては、
1回こっきりしか経験できない
大事な通過儀礼です。
社内でずっと語り継がれる話です。
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What time is it now?

fumiya-thumb-300x247.jpg

とにかく話をそらせようとする引きこもりの中2の息子に英語を教える日々。

「What time is it now? 
はい、読んで」
「あーっ、頭がいたい。鼻がつまる。体がだるい」
「そりゃ、たいへんだ」
「S君ちで遊んだ、今日。S君、DS売って、PSPを買おうとしてるみたい」
「あなたの影響?」
「そう。僕がPSPのモンスターハンターを教えたから。
でも、お母さんが買うの反対してるんだって」
「S君って、フレンドルームの子だよね」
「うん。1日5時間くらいゲームやってるって。
あっ、フレンドって単語わかる」
「いってみて」
「えーと、f、r、e・・・やっぱり、わかんないや」
「f、r、i・・・」
「それにね、S君ちって大きいんだよ」
「お金持ちかもね。さて、What time is it now? 読んで」
「ホワット タイム イズ イッツ ノウ」
「ノウじゃなくて、ナウ」
「ノオーッ! 漢検申し込まないと! もうやってくれた?」
「次の申し込み受け付けは11月1日だよ」
「あ、そうなの? ねえ、ねえ、最近、漢字勉強してるの」
「ほお、えらいねえ」
「なんか問題出してみて」
「What time is it now? の意味は?」
「そうきたか」

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歌うシェルティー

今日はお休みですか?

娘(人間)の笛に合わせて歌う
息子(スティードちゃん:シェットランド・シープドッグ)の
親バカ映像なんぞいかがでしょうか(1分14秒)?



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pfmunechika-thumb-150x186.jpg病院にも品質管理部門ってあるのでしょうか? 大学病院ではQMSを教えているのでしょうか? フロアーからいい質問が出ていました。

10月21日の「標準化と品質管理全国大会2008」のプログラムの1つとして開催された「医療機関への質マネジメントシステム導入プログラムの開発に関する研究」は、プレゼン内容もおもしろかったのですが、フロアーとプレゼンターとの質疑応答が興味深かったので、その一部を報告しておきます。プレゼンターは棟近雅彦さん(早稲田大学教授)です。

質問 一般企業であれば、QMSを専門的に扱う「品質管理」とか「品質保証」とかいった部署があるが、病院にもそういう部署があるのか?

棟近 病院のQMSの取り組みが遅れている原因の1つがそこにある。ほとんどの病院には、そういう専門部署がない。そういったことに、お金が出ないからだ。ようやく最近になって、専従のリスクマネージャーを置くようになったり、「TQM推進室」や「医療の質管理室」といった名称で呼ばれる部署ができ始めたりしている。我々の今回のプログラムにご協力いただいている病院(大・中規模の6病院)のうちの半数には、こういった専門部署がある。ただし、そういった病院でも専任は1人だ。

質問 病院がもっと医療の質向上に取り組めるように、
先生方のほうで行政への働きかけをもっとやればいいのではないか。

棟近 おっしゃるとおりだ。だが、一般の患者さんから言っていただくのが一番影響力があると思う。ただ、一般の患者さんとして病院を利用していても、今日お話ししたような医療の質の問題というのは、なかなかわからないと思う。なので、我々としても、医療の質についてはこういう現状なので、もっとQMSの考え方を導入したほうがよいというように働きかけを今後も行っていきたい。

質問 大学病院にまずQMSを導入すべきではないか。すると、医者の卵がQMSのセンスを持って、各病院に散っていくから、一番普及が早いと思うが。

棟近 ごもっともな指摘で、私もそう思うが、大学病院というのはなかなか難しい組織だ(笑)。一般企業と違って、病院では、例えば「PDCA」という話をしても、初めてその言葉を聞くという人がほとんどだ。そういった状況なので、大学病院でも、QMSの基本的なところをしっかり教えていくことが、まず重要だと考えている。
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日産自動車のSSM

本日、日産自動車のパワートレイン開発本部を訪問し、SSM(不具合発生のメカニズムを未然防止に活用するための知識構造モデル)の活用状況を取材しました。同社では、部品共通性が高く、設計検討の頻度が多い「締結・シール機能」に絞ってSSMを適用しています。

適用に当たっては、設計者ごとに異なる設計ノウハウを集約するとともに、部品固有の名称の共通化をはかりました。これによって、各設計者が持っているノウハウを横断的に有効活用できるようになりました。

また、データベースからの設計ノウハウの抽出もSSM導入で格段にスピードアップしています。設計者は必要な設計ノウハウをチェックリストの形で端末から引き出すわけですが、従来はたとえば「ボルト締結」では約350ある全項目のチェックに8時間を要していたのですが、現在では検索機能を使って確認すべき項目のみを絞り込んでチェックするので、1時間くらいで済むそうです。

nissan-thumb-300x193.jpg肝心の未然防止については、たとえば新規開発エンジンの場合、試作品の実験を何度も行うわけですが、最初の実験では通常いくつかの手戻りがおきます。それを直した試作品をまた実験するということを繰り返すのですが、今回、SSMを導入後に行った新規開発エンジンの試作品の最初の実験では、締結・シール機能に関する手戻りの発生はゼロでした。これによって、設計初期段階から抜け・漏れのない検討ができていることが確認されました。
(写真は今回取材にご協力いただいた日産自動車パワートレイン開発本部の間宮尚久さん(左)と黒川隆之さん)

本取材の詳細はアイソス2月号(2009年1月10日発行)でご紹介します。

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「組織の競争優位要因をいかに導き出し、保持し続けるか」を研究テーマとした発表会が、10月21日の「標準化と品質管理全国大会2008」のプログラムの1つとして開催された。タイトルは「競争優位要因の導出法の精緻化とその普及方法に関する研究」で、プレゼンターは金子雅明さん(早稲田大学理工学術院助手)で、講演の補足を飯塚悦功さん(東京大学大学院特任教授)が担当した。

kaneko-thumb-150x181.jpg【金子さんのプレゼン骨子】
企業を取り巻く経営環境は大きく変化しており、過去の競争優位要因が通用しなくなっている。それをバックボーンとして支えているQMSも再設計しなくてはならない。自分の組織の競争優位要因を明確化し、それを元にQMSを再構築する必要がある。

そのためには基本的に3つのステップが考えられる。
STEP1 顧客価値分析 
どの顧客に何の価値を提供するか、つまりターゲット市場を決める。
また、そのターゲット市場でどういう顧客が購買決定をしているかを見極める。
STEP2 価値提供力分析
競合他社との比較分析を行いながら、購買を決定たらしめる価値を探る。
STEP3 競争優位要因分析
他社に打ち勝ってずっと競争優位を維持する能力を見出す。

研究会での実践活動では、なかなかこのようなSTEP通りには分析できなかったが、次のような4つの項目が成果として得られた。
1.実企業への適用による研究データの確保
2.競争優位要因の導出に必要な分析項目
3.分析項目間の関係の整理
4.分析手順のパターン化の可能性
今後は競争優位要因導出のための一連の分析手順の具体化が最も大きな課題である。

iizuka-thumb-150x165.jpg【飯塚さんのコメント】
今回の研究の元になっているのは、JIS Q 9005(質マネジメントシステム─持続可能な成長の指針)である。1960〜80年代にかけての高度成長期における品質マネジメントは「良いものを、安く、大量につくる」というものだったが、現在の成熟経済社会におけるQMSは「顧客価値提供システム」と考えていいだろう。お客様に価値あるものを提供するためには、私たちのQMSにどういう能力を埋め込まなければならないのか、ということを考え、実践してみたのが今回の研究である。

日本経営品質賞とかMB賞とかを受賞して喜んでいるのではなくて、私たちはどういうマネジメントシステムを作るべきなのかを自分で設計することが大事なのだ。そのときのキーワードになるのが「競争優位要因」、すなわち「自分たちのあるべき姿」である。

具体的に言うと、こういうことだ。
例えば自社の商品の強みが、先端的な技術を持っているかというのではなくて、枯れた技術かもしれないけれども、全然不良が起きない、安定した生産ができることだとしよう。これが強みだと認識した場合、それを実現しているのが設備の技術だとするなら、その設備の技術を維持・向上させる能力をQMSに埋め込まなくてはならない。そこを頑張ることだ。

あるいは基盤技術を元に、お客さんのニーズに合わせてカスタマイズした技術を提供することを得意とする組織であるなら、いわば設計工程の量産化のような技術を維持・向上させる能力をQMSに埋め込まなければならない。そこを頑張ることだ。

私たちはどういう能力を持っていなければならないか、それを明らかにすること。そして、そういう能力は必ず私たちの組織の手順や仕組み、プロセスなどに、すでにある程度埋め込まれているはずだから、それをQMSの中でどう維持し強化していくかを考えることが大事なのである。

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ISO 9001の発行は11月15日

ISO 9001:2008の発行日は11月15日になります。
JIS Q 9001:2008の制定日は12月20日です。

10月7日のブログでも書いたように、
FDIS段階で多くのコメントが各国から寄せられ、
予想以上に編集作業に時間をとられたため、
当初予定だった10月末日よりも2週間ほど遅れて発行されます。

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第5回是正処置WS

10月18日午前10時半からアムシック(コンサルタント会社、東京都葛飾区)の事務所で開催された審査道無風流(家元・日吉信晴)主催の「第5回是正処置ワークショップ」に参加。主催者を含め、参加者は10人です。夕方からはさらに3人が加わりました。午前中はこれまでのワークショップ(以下WS)活動の総括を行い、午後からは本ブログ9月12日付に掲載された「家出息子の帰還」を題材にして、この記事に書かれた内容の問題点とその是正処置をみんなで考えました。

shigo-thumb-200x148.jpg午前の部では、参加者の1人である道友さんが、これまでの是正処置WSを総括したプレゼンを行いました。その概要は次の通りです。

このWSは、2007年11月に発足の提案がなされ、2007年12月に第1回目の会合が行われ、今回で5回目を迎えます。WSが生まれた背景には、問題を発見する力と問題を解決する力が合わさって「改善力」が生まれるはずなのに、問題発見の話はよく議論されているが、問題解決の議論はあまり巷で行われていない、という点がありました。道友さん自身も、監査技法の確立などの組織活動を通じて、問題発見の力はついたと思いましたが、改善力にはイマイチ感がありました。やはり、問題解決力をつけないと、改善力もアップしません。

では、問題解決力の技術にはどんなものがあるか。例えば、なぜなぜ解析、8D、CQI-10(AIAG)、JIS Q 9024などがあります。こういったものを比較してみると、方法論の中身にあまり大差はありません。重要なことは、中身ではなく、その性能なのです。改善力がアップしないのは、改善のステップはあっても、各ステップの信頼性が低いからです。その信頼性を高めるには、もっとトップランナーとの相互研鑽が必要です。そのために是正処置WSが生まれたのです。

このWSの目的は、是正処置の各ステップの信頼度を高めるための管理技術・支援技法の開発にあります。今後の課題として掲げているのは「監査技術+真因追究技術+力量要件」「管理技術研究」「N1深掘り事例研究」「ヒューマンエラーの研究」の4つです。

ws-thumb-200x120.jpg午後の部では、参加者全員が「家出息子の帰還」を読んだ上で、「その記事の中で自分が問題と思うこと」「その問題を取り上げた理由」「その問題が起きた原因」「その原因に対する再発防止処置」「再発防止処置の検証方法」の5項目を書いて、発表し、みんなで議論を行いました。

この方法を進めていくうちに、問題の設定自体が各自バラバラだったので、議論が拡散してしまいました。そこで、まず問題を特定することになりました。参加者の中に
「家出息子の帰還」の当事者が1人います。中尾優作です。では、中尾が一番問題としているのは何か? 「犬が家出してしまったこと」です。じゃあ、これを問題の出発点にして、Is/Is Not分析を行おうということになりました。

Is/Is Not分析は現状把握に威力を発揮する手法で、3W1H(What, Where, When, How Big)で平叙文と否定文を並記します。例えば、「飼い犬は室内の人間の食べ物をこれまで食べたことがあるか」に関する事実としては、Isの欄には「室内のゴミ箱に入っていた食べ物を食べたことがある」、Is notの欄には「室内のテーブルの上にあった食べ物を食べたことはない」といった記述になります。この分析では、ブログに掲載された記事内容だけでは情報不足なので、参加者が中尾にインタビューをしていろいろ事実関係を聞き出す作業を行いました。

Is/Is Not分析をある程度行った後、今度は因果仮説を立てて、なぜなぜ解析に進みました。前述したように、問題は「犬が家出をしてしまったこと」です。では、なぜ家出をしたのでしょうか? 例えば、因果仮説「中尾が怒ったから、犬が家出をした」を立てて、なぜなぜ解析を始めます。

中尾が怒ったから
→なぜ中尾は怒ったのか
フライドチキンを犬が食べたから
→なぜ犬が食べたのか
フライドチキンをテーブルに置いたままにしたから
→なぜ置いたままにしたのか
放置してはいけないと思わなかったから
→なぜ思わなかったのか
犬の習性や、犬と一緒に生活しているという認識が欠如していたから

といったように、さまざまな因果仮説からなぜなぜ解析を行った結果、次のような是正処置を導き出しました。
「犬の習性を考慮した生活ルールを定め、犬と一緒に生活しているという認識をもつこと。今後の具体策としては、1)食べ物を置いたまま目を離さない、2)すぐに叱るか、すぐに叱れないときはあきらめる(犬は問題発生時にすぐに叱らないと、なぜ叱られているのか理解できないからです。これは、飼い主に叱られたことで犬がストレスを感じて家出をしたという因果仮説に関連した対策の1つです)、3)犬の行動範囲を限る(ゲージ、リードなど)」

事実に関する情報が不足している時は、Is/Is Not分析が威力を発揮し、どのあたりの情報が漏れているかが把握できます。この分析で十分な情報を得てからは、なぜなぜ解析が効果的ですが、情報量が不十分なままなぜなぜ解析をやってしまうと、とんちんかんな方向に行ってしまう危険性があります。このことを身を持って知ることができたWSでした。

(「家出息子の帰還」に登場した息子たち)

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飯塚さんのお母様のこと

飯塚悦功さんのお母様がお亡くなりになりました。
16日から17日にかけての真夜中のことだったそうです。
17日に通夜、18日に葬儀が家族葬で行われます。

飯塚さんのお母様は栃木県今市のご出身です。呉服屋の長女として生まれ、本来は婿養子をもらって家の後を継ぐはずでした。ですが、当時商家のおかみさんというのは、家族の中で一番最後にお風呂に入ることになっていたらしく、お母様はそれが嫌でサラリーマン(飯塚さんのお父さん)と結婚されたそうです。

結婚後、飯塚さんが生まれたわけですが、体が弱く、病気がちだったので、お母様も相当苦労されたようです。「子どもを育てるのがこんなにしんどいとは思わなかったので、1人にしておいたのではないでしょうか」と飯塚さんが話してくれたことがあります。飯塚さんはひとりっ子なのです。

「私は本当に両親から大事に育てられました。ですからその分、自分が大人になったらこの恩を返さなくてはならない、そう思っていました。ところが、ある方から『恩は親に返さなくていいから、自分よりも下の者に返しなさい』と言われました。東大の先生になってからは、久米均先生からも『親から受けた恩は、自分の弟子に与えてあげなさい』と言われました」(飯塚さんの言)

愛情をいっぱい受けて育った人が、大人になって今度は別の人たちに愛情をいっぱい注いでいく、恩を返すのではなく、恩を受け継いでいく、ということなのでしょう。

飯塚さんのお母様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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うらやましい姿勢

先日の連休は腰痛でした。
横臥状態で天井の木目を見たり、庭を見たり、犬を見たり・・・

あー、ピーちゃん(当家の娘犬)、
気持ちよさそうに腰を伸ばして、
うらやましい。


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メディアの仕事では、「審査」と「コンサル」の峻別の問題に相当するのが、「記事」と「広告」の峻別です。広告をもらっているので、そのスポンサー企業の提灯記事を書くとか、あるいは広告はもらわずに、お金だけもらってその企業の提灯記事を書くとかいったことが日常的に行われています。これは紙媒体の世界だけでなく、ブログを含めたWebの世界でもあります。認証機関がコンサルをすることで、認証制度の信頼性が損なわれているように、提灯記事がメディア全体の信頼性を損なっています。

メディアも仕事なのですから、「お金をもらっていること」自体が悪いのではありません。お金をもらってやっていることをオープンにしていない行為が問題なのです。ですから一目見て「広告」とわかる「広告」は、実に正しいのです。新聞で言えば、紙面の下5段で囲ってあるスペースに出ている広告、あるいは全面に記事らしいことが書かれているのですが、紙面の一番上に「広告企画」とか書かれている広告、これらは正しい。しかし、紙面の記事の中に、お金をもらって書かれた記事があったりすると、読者はこれに気がつきません。これは正しくない。雑誌でも、見た目は記事と広告がはっきり分かれているのですが、その記事が全部広告(つまり、お金をもらって書いた記事)であるものがあります。これも、その業界を知らない人が読むと、その記事が広告とは気づきません。メールマガジンでも、どこまでがその人の記事で、どこまでが広告かが見分けにくいものがあります。ブログだと、ペイパーポストがその典型になるのでしょう。いずれも、わざと記事らしく見せて、読者に信じさせようとしているのです。

「アイソス」という媒体を例にとると、主要収入源は購読料であり、全体の8割を占め、残りが広告になります。ですから、広告スポンサー志向よりも読者志向になります。これは、「編集に対する信念からして、うちは読者志向なのだ!」というより、単に経営的にそうなのです。どんな企業でも、一番収益のある対象を第一に志向します。広告の売上構成比は低いですから、広告スポンサーの提灯記事は書く気がしなくなる。つまり、アイソスの健全性は、売上構成比にかかっているといっても過言ではありません。これは非常に危ういことです。

一方、認証機関は、主要収入源である受審組織を単純に志向できない立場にあります。制度上は、QMSの場合は顧客に代わって、EMSの場合は社会に代わって第三者審査を行い、受審組織の規格適合性を証明しているわけですから。このような、収益先と志向先との矛盾を公式に取り上げたのは、たぶん今年3月に開催された「JAB ISO9001公開討論会」でのWG1「信頼されるISO 9001認証制度」での発表が最初だと思います。この発表では、審査料を受審組織ではなく、他で負担できないか(国、顧客など)を議論したが結論は出なかったと報告しています。

認証機関は、審査料をもらっている「顧客」ではなく、その後側に控えている「顧客の顧客」や「社会」への還元を志向しなければならず、そのためには「お金をもらっている顧客を志向する」といった単純な収益関係を超えた発想が求められています。

この課題は、アイソスにとっても、メディア全体にとっても、まだ全然乗り越えられていない大きな壁ですから、「認証機関はもっとしっかりしろ!」とは、面と向かっては言えたものではありません。認証機関の「審査」と「コンサル」の峻別問題の本質は、私どもにとっては「記事」と「広告」の峻別問題として提示されているからです。
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ダイキン工業のSSM

ダイキン工業滋賀製作所のSSM(不具合発生のメカニズムを未然防止に活用するための知識構造モデル)を取材しました。滋賀製作所はルームエアコンを主に生産しており、「TPM特別賞」や「大野耐一賞」などの受賞経験を持つ名門工場で、未然防止についてはFMEAやFTAなどを駆使して取り組んできました。ただ、設計に未然防止情報を的確に取り入れることは至難の業であり、同社も苦労しておられます。そんな折、5年前に田村泰彦さん(構造化知識研究所代表取締役)が提唱するSSMに巡り会い、今それにハマッているとのこと。

SSMについては、最近田村さんが新書版にまとめられましたので、詳細はそれを読んでいただくとして、最大の特徴はやはり、不具合情報を「原因→結果」の最小ユニット(「分節」と呼んでいます)に分解し、それを必要な分だけ組み合わせて再利用するという仕組みにあります。

たとえばOリングで「シール部漏れ」という不具合モードが起きたとします。それを、SSMの5つの要素(【 】内で示しています)を使って分節に記述すると次のようになります。

Oリング【定義属性
の設計において、Oリングの硬度やつぶし代が不足【制御属性していると、シール面圧が不足【ストレングス】するので、シール部圧力が過大【ストレス】になると、シール部漏れ【不具合モードが発生する。(前掲書からの抜粋)


ダイキンさんを取材しておもしろいと思ったのは、この分節の数を指標にしておられることです。「このチームは、分節件数が100件を超えた! えらい!」といった感じです。
なぜ分節件数が増えれば「えらい!」と評価されるのかというと、「分節の数が100件を超えたあたりから、他の不具合モードとの関係が見え始め、分節を書き出すコツもわかってきて、FMEAを書くスピードも速くなってきます。そうなるともう、仕事がおもしろくてしようがなくなるのです」(岡田慎也・滋賀製作所長)とのことです。100件が1つの目安になっており、これを超えてからは、本格的な業務レベルに突入します。

とにかく分節数で100件を超えることが大事なのですが、5つの要素自体についていつまでも議論を続けたり、どの要素に何が入るかをいつまでも考えたりして、なかなか分節数が増えないチームもあります。そういったチームは、いつまでたっても不具合モードの連鎖が見えてこないし、分節を書くのも早くならないので、次第に仕事もおもしろくなくなってくる、つまり悪循環に入ってしまいます。

まずは理屈抜きで取り組んでみて、うまくできなくてもできる範囲でいいからやってみて、とにかく到達点まで登ってみる。すると、今まで見えなかった新しい景色が開けてくる。こういうことって、SSMに限らず、ありますよね。(詳細はアイソス2009年2月号に掲載予定)


写真はSSM取材に対応いただいたダイキン工業滋賀製作所の方々、左から岡田慎也さん(滋賀製作所長)、上野史人さん(開発管理G)、門脇一彦さん(商品開発G)、浜村隆さん(ビジネスフロー革新部)

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飯塚悦功プロジェクト 0

iizka-thumb-150x204.jpg 本日午後、飯塚悦功さん(東京大学大学院工学系研究科教授)を東大の飯研究室で取材しました。取材内容は、飯塚さんがこれまで取り組んでこられた学問体系の総称である「システム解析工学」の理論と実践です。「システム解析工学」については、まとまった形の文書で発表されたことはこれまでなく、飯塚さんがその全容を語るのも今回が初めてです。午後3時過ぎに震度3の地震があって、5分ほど話が中断した以外は、休憩なしの3時間半ノンストップの「講義」になりました。


システム解析工学とは「考慮の対象としているシステムを総合的に理解し最適化を図るための工学的方法論の体系」であり、産業界・社会への実践においては、設計不具合の未然防止、安全・安心で質の高い医療に向けた組織的な取り組み、Q-Japan構想における競争優位のためのQMS構築など、多岐の分野で支援的役割を果たしています。


この新しい学問体系の全容を、月刊アイソス新年号から連載で紹介するとともに、今回はビデオ撮影も行いましたので、YouTubeなどを使った映像配信も予定しています。

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ジョーバ

食後、椅子にすわってくつろいでいると、
娘がひざの上に乗ってきたので、
「ジョーバ! ジョーバ!」
と叫んで、ひざを交互にゆすってやると、
キャッキャッ笑うので、
調子に乗って、
「ジョーバー! ジョーバー! ジョーバー!」と、
さらに激しくゆすって振り落としてやろうとしたら、
妻から制止の声。

「会社でもそんなことしてるんでしょ」

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9001:2008発行遅れるかも

今後のISO 9000シリーズの改訂予定を図表にまとめてみました。
ISO 9001は要求事項の内容は変えないで、わかりやすい表現に変えただけなので「追補」という表現になっていますが、ISO 9004は章構成をはじめ内容ががらっと変わるので「大改訂」になります。

ISO 9004の次期改訂版については、日本からJIS Q 9005とJIS Q 9006を合体圧縮した案をISOに出しており、かなりの部分で日本案が反映されているそうですが、まだ2008年8月段階でDISですから、今後まだまだ内容が変わる可能性があります。

もともとISO 9001とISO 9004とはConsistent pair(整合性のある一対の規格)と呼ばれ、双方矛盾なく概念と用語が整合し、章構成も一致していましたが、今回のISO 9004の大改訂により、「章構成の一致」については断念したみたいですね。


TC176委員の話によると、そのまた次の改訂は2015年ごろになるそうです。また、本日入ったニュースでは、FDISに対する編集上のコメントが少なからずあり、いまその対応をTC176のコアメンバーで検討している段階だそうで、ISの発行は、早くて11月1日、もめれば同月15日にずれ込むかもしれないとのことです。

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河野武さんの脚注

kawanobon-thumb-150x218.jpgそんなんじゃクチコミしないよ。
河野武さんの本です。
脚注まできちんと作り込まれています。

傾向別に、脚注の「決まり文句」だけ抽出してみました。

(読み方編)
Twitter 「とぅいったー」と読む。
Ajax 「えーじゃっくす」と読む。
Wi-Fi 「わいふぁい」と読む。

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古典の品質保証

あなたは古典が読めますか?
私は全然ダメです。

読めないのですが、ある古典については信頼しています。
現代人の中に、その古典の品質を保証してくれる方がいるので、
その仕組みを利用しています。
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2008年版への移行期間

先月、大阪で開催された「JRCA講演会」で、フロアーから「2008年版発効後2年経つと、2000年版は無効になるそうだが、次の更新審査までまだ2年以上ある組織はどうなるのか?」という質問がありました。なるほど、心配でしょうね。ここで、ISO9001の2000年版から2008年版への認証の移行についてまとめておきましょう。重要点は次の4つです。元ネタは「IAF-ISO共同コミュニケ」です。
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JABがあぶり出した問題点

ISO9001認証組織から「QMSがうまく機能していない」という声が上がった場合、その要因は組織側だけにあるのでしょうか? 審査側に問題がある場合もあるのではないでしょうか? そのあたりを、日本適合性認定協会(JAB)がアンケート調査を元にうまくあぶり出しています。
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月刊誌とWebって、どうも相性がよくないな、
常々思っていました。

そんな折、梅田望夫茂木健一郎両氏の対談本である「フューチャリスト宣言」を読んでいると、梅田さんが、自分の著作については、自分のブログにたくさんのコメントがくるが、雑誌や新聞に自分の記事が掲載されても、ブログには一切書き込みがこない、これはどうしたことだろうか、と茂木さんに問いかける話が出てきました。
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2008年版 翻訳上の変更

fukumaru-thumb-200x182.jpgJIS Q 9001の2000年版が2008年版に改訂される際、翻訳上(原文上ではない)でいくつか大幅な変更が行われています。その変更点を福丸典芳さん(JIS原案作成委員、福丸マネジメントテクノ代表取締役、右の写真)が簡潔にまとめておられますので、ここにご紹介します。

翻訳上の変更は、JISにおける要求事項の明確化、分かりやすさをはかるためであり、あくまで編集上のものであって、要求事項を追加したり、要求事項の意図を変更したりするものではありません。主な翻訳上の変更点は次の6点です。

1. shall の訳を「~すること」から「~しなければならない」という表現に変更。

2. as applicable, as appropriate などの表現については、見直しを行い、より適切な表現に変更。

3. 「実施状況」という表現を、結果を含めるということを明確にするため、「成果を含む実施状況」に変更。

4. 2000年版では「リリース」について、JIS独自の参考を括弧書きで付していたが、2008年版ではリリースの対象が顧客であることが明確にされたので、削除。

5. 「5.4.1 品質目標」の relevant functions and levels は、直接的又は間接的に品質に影響を及ぼす組織内の該当する部門及び階層のすべてということを意図しているので、その訳を2000年版の「それぞれの部門及び階層」から、2008年版では「しかるべき部門及び階層」に変更。

6. 「5.6.3 マネジメントレビューからのアウトプット」のb)項、「8.2.3 プロセスの監視及び測定」の第一パラグラフなどについて、要求事項の意図を変更しない範囲で、明確で分かりやすい表現に変更。

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「4.2.4 記録の管理」

今日は「4.2.4 記録の管理」です。「4.2.4」は「4.2.3」と比較して考えるとわかりやすいです。前日述べたように、「4.2.3」では、記録を作成することが要求され、「4.2.4」では、記録を管理することが要求されています。このあたりの区分けが2008年版で明確になりました。
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