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Vantage Point 固有技術の問題

「世の中の不具合問題は、固有技術の問題だ」

ISOマネジメントシステム関係者の間で「最近起こっている不具合のほとんどは、技術不良ではなく、管理不良である」という論調があるのに対し、
2008年2月、田村泰彦さん(構造化知識研究所社長、SSMの提唱者)がアイソスの取材で示したアンチテーゼ。「数多くの事例を大局的にみて、管理不良の傾向を議論するならわかるが、1つ1つの品質トラブルの事例を取り上げて、管理不良を論ずるのは全くナンセンス。今、自動車や家電など、製造業の現場ではものすごい複雑な設計を行っているので、設計者の固有技術が絶対的に不足している。だから、品質トラブルが絶えないのだ」とのこと。
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コメント(3)

さらに言えば、「どの固有技術が不足しているか?」が解らないのかも知れません。「ものすごい複雑な設計をしている」なら、思うに、「未知の領域」に足を踏み込んでいるのかもしれません。世界発のジェット旅客機「コメット」が、金属疲労に対する知見の不足から、爆発的な破壊を起こして連続事故を起こし、ターボプロップ機ながら、コメットに続いて出たエレクトラは、コメットの教訓を活かしてすさまじい実機実験までやりながら、胴体と翼の接続部分の設計ミス(これも予見できなかった事らしい)で連続事故を起こしています。航空機事故とは比較にならないかもしれませんが、状況は似ているのでしょうか?
又思うに、「設計全体を見渡せる能力」という「固有技術」の不足もあるのかも知れません。

えきせんとりっくさんへ

よくぞコメントしてくれました!
「固有技術の不足」は、私もまったくそうだと最近思っているのです。

チト古い日付ですが一言。
「固有技術の不足」というのは、本当の話では?結局、固有技術が不足していれば、それを管理する技術も自動的に不足してくると思いますが。確かに「管理不良」という面はあるでしょうが、最後の勝負は固有技術、という事になりませんか?
設計レビューだって、固有技術がしっかりしていなければ、問題点を見つけ出せなくて、いくら妥当性確認をしたところで、気がついていない項目があればこそ、市場に出回ってから「リコール」などが起きるのでは?

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このページは、中尾優作が2008年11月28日 01:40に書いたブログ記事です。

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